●本書が書かれた背景と意義
日本のマネージャは褒める頻度が少ないために生産性や従業員満足度が低下している。
●特徴
なし
●読後感
「行動分析を実行し、生産性を向上させる」という目的で読んだ場合、無駄な文が多すぎるためわかりにくくなっている。
もっと削ればいい本になるのに。。
既存の方法(言葉)を使って行動分析を表現すると「部下のPDCAサイクルを上司が利益(褒めること、賞品等)を与えることで強化する」になると思う。
●対象読者
すべての社会人、目標を持つ個人
●読む前の印象
行動分析はこんなにすごいんだ!ということを書きすぎて胡散臭い本。
●読んだ後の印象
書いていることは納得できる。それだけに作りのまずさが惜しい。
●自分の考え方がどうかわったか
フィードバックはすぐに与える。
与える「利益」はもっとバリエーションを増やし、かつ選んでもらわなければならない。
●本書のテーマに対して自分が置かれた状況
チームメンバーのパフォーマンスを高める必要がある。
●学んだことを自分の状況に対してどう適用するか
褒める回数を増やす。
すぐ褒める。
「褒める」以外の利益を用意する。
●本書のテーマに関する一般的認識
上司はいつも叱ってるのが普通だよね。
●本書のテーマに対する自分の考え方
生産性を向上させるために、何より働きやすい職場を作るために多くのマネージャがもっと意識すべき。
●自分の考え方と著者の考え方の比較
自分なら測定方法をもっと詳細に研究する。
パフォーマンスの測定は難しいテーマだと思うし、測定精度が低いと行動分析が意味を成さない。
数値化しづらい行動の評価を精度良く、低コストで測定する方法をもっと開発すべき。
●本書のユニークな活用法
逆に部下が上司の行動改善に使用する。
上司も自分へのフィードバックを必要としているし、部下から見た方がその人の問題点を把握しやすい。