日々精進

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短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント1

短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント

短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント

オススメ度★★★★☆
●概要
行動分析を使って業務効率を高める。
●主張
・ハイパフォーマーの業務手順を行動を具体的に表したリストにしてみんなで共有する
・望ましい行動を強化するために「望ましい行動をした時に利益を与えること」が重要。例えば成果を出したら褒めるとか。「望ましくない行動をした時に罰を与える」方法は良くない。
・与えるべき「利益」は相手や時と場合によって変わる。また、同じものを何度も与えると効果が薄くなる。
・褒めると叱るの割合は4:1かそれより褒める割合の方が多くなるようにすべき
・行動の変化は以下の順序で起こる。フィードバックをコントロールすることで行動をコントロールできる
1.インプット
2.行動
3.アウトプット
4.フィードバック
5.行動の変化
・以下の特徴を持つ行動は持続しやすい
すぐに結果がわかる(「すぐ」の定義は「行動している間」。行動の数分後でも遅すぎる)
毎回同じ結果が得られる可能性が高い
・マネージャはすぐにフィードバックを与える(褒める、叱る)べきだが現実には不可能。○日(最大14日)以内にフィードバックが与えられるというルールを決めて実行すれば、すぐにフィードバックを与えるのと同等の効果が得られる。
・目標達成のための手順
1.重要な行動を洗い出す
2.行動のレベルを測定する(数値化が困難な場合は5段階にレベルを分けて何が達成されたら各レベルになるのかを定義する)
3.測定結果を与える(成績をグラフにするとよい)
4.利益を与える(相手が望むものでなければならない。賞品リストから選んでもらうのがいい方法)
5.進捗状況および行動が改善されているかをチェックする