日々精進

新しく学んだことを書き留めていきます

デッドライン

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オススメ度★★★☆☆
プロジェクト管理の名著と呼ばれる本なのでとりあえず読まねばなるまいと思い、購入。
読んでいて「なるほど!」「ためになった!」というところはあまりなかったが全体的に
ふんふん、そうかもね。と納得しやすい内容だった。
しかし残業時間を増やしても成果の総量は変わらないという主張はどうも納得できない。
自分の経験からは1日に16時間働くと成果の量は1.5倍程度になるように思う。
今のプロジェクトは残業をせずに結果を残せというスタンスなので是非残業なしで求められている成果を残せるようになりたいが。。
以下まとめ。


管理の本質は
・適切な人を雇う
・その人を適所にあてる
・モチベーションを保つ
・チームの結束を強め、維持する


・プレッシャーをかけてもパフォーマンスは高くならない
・管理とはリーダーシップ。人間性が重要。
・チームメンバーを好きになること。そうすれば彼らも自分を好いてくれる。そしてそれがチームのパフォーマンスを高める。
・リスクを管理すること
・リスク調査。日常の小さなリスクを管理する。悪い報告をあげやすい仕組みを作る
・失敗を減らす、失敗した作業は早く打ち切る
・プロセスの改善は基本的に生産性を向上させるが、一度に一つだけ改良すべき
・プロセスの改善は短期的には生産性を低下させる
・標準に固執するな
・設計に時間をかけるとかけた以上の時間をデバッグフェーズで節約できる
・部下を好きになり、気遣うことができれば人はついてくる
・残業は生産性を下げる
・対立は表面化する前に解決する
・対立している人それぞれの勝利条件を明確にする
・対立している人同士がそれぞれの勝利条件を部分的に満たす選択肢を探す
・我々は味方同士であり、敵は問題そのもの
・知らないより間違ったことを知っている方が悪い
・実装、テスト工程のみ人数を大幅に増やすべき