アート・オブ・プロジェクトマネジメント ―マイクロソフトで培われた実践手法 (THEORY/IN/PRACTICE)
- 作者: Scott Berkun,村上雅章
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 2006/09/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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自分はまだマネージャではないのであまりピンとこない話が多かったが、
仕様書についての箇所とプロジェクト概論はためになった。
マネジメントにもっと関わるようになったらもう一度読んでみたい。
以下まとめ。
・エンジニアリングの本質はずっと変わっていない。昔のエンジニアリングプロジェクトからも学ぶことがある。すべてについて既存のものと同じ部分、違う部分を分けて考える。
・作業をよりシンプルな視点から見ること
・シンプルとは簡単ということではない。物事をシンプルに保つよう努力すること
・繁盛店の厨房は高いレベルでマネジメントされている。オープンキッチンの店で観察してみること
・一日に一度くらいチームメンバと世間話をして、成果物を見せてもらう機会を作る
・失敗から学ぶ。失敗をすべて記録すること
・仕様書の内容はプロジェクトに合わせて変えること
・仕様書で出来ること
機能を描写する
設計者の意思決定を明確化する
設計のレビューができる
他のメンバーと情報共有できる
属人化を避けられる
設計に対する議論、フィードバックを促す