日々精進

新しく学んだことを書き留めていきます

要求開発と要求管理―顧客の声を引き出すには5

昨日の続き


・ユーザーの回答の分析方法
名詞はシステムが操作するものを表す
動詞は機能を表す
副詞、形容詞は製品の特性を表す
例:「飛行機のチケットを素早く予約する」
・起こる確率の低いシナリオを堀り起こす質問
~が起こったことがありますか
これまでに~したいと言った人はいますか
私たちが議論していないことで起こる可能性があることは?
~のエラーが発生したらどうなりますか?
他に知っておかねばならないことはありますか?
・インスペクション
要求の曖昧さを排除する、精度を高めるのに非常に有効
レビューには技術が必要
チェックリストを使う<インスペクション手順>
1.先に校正を入念にする(誤字などが多いとそれに気を取られて問題を見落とす可能性があるため)
2.要求を出した人、要求をインプットとする人、関連プロダクトの代表に参加してもらい、会議を開く
3.参加者の一人が要求ごとに自分の理解を述べる。解釈が異なる人がいたら発言してもらう
解釈が異なる人がいるということは、その記述は曖昧だということ。
全員が同じ理解になるような表現に変更するべき。