○本のスクリーニング手順
１．本を読む目的をはっきりさせる
２．以下のポイントをチェックする
・タイトル 内容が自分の目的に近いか？
・帯のコピー 内容が自分の目的に近いか？
・著者 その筋の第一人者か？
・出版社 出版社毎に得意分野が異なるため、その情報を利用すべき
・表紙のデザイン デザインにはお金がかかるのでデザインの凝り方で出版社の力の入れ方がわかる
・体裁 体裁が大多数の本と異なる本は出版社・著者のこだわりがあり、力が入っているから
・ランキングは一次スクリーニングとして使う。売れている本の中からさらに上記の基準で絞ること
３．「はじめに」「目次」をチェックする
・対象読者は誰か？
・著者のねらい
・本全体をわかりやすく要約しているか？
・目次に知りたい情報が含まれているか？
・論理構成はしっかりしているか？
４．1章、2章をチェックする
・書きたいことはほとんどの場合、最初に書かれる。1章を読んでつまらなかった場合は全部読んでもつまらないことが多い
・まとめが各章にあったらそれもチェック
５．あとがきをチェックする
・あとがきは編集者のチェックが入ることが他と比べて少ない、著者が脱稿後でほっとしているなどの理由で著者の本音が出やすい
・あとがきで商材を薦めている本は回避すべき
○オンライン書店について
・ランキング、書評はあまり参考にならない
・出版後、時間が経ってから書き込まれた書評は信頼性が比較的高い。その理由は出版直後は著者等の自作自演が多いから
・オンラインだけで本を買う場合は書評ブログなどを参考にするのもいいかも
