日々精進

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洋書技術書のススメ

最近洋書の技術書をちょくちょく購入するようになった。Railsの実行環境構築とか自動テストのデザインパターンとかマニアックなテーマになると和書はほとんどないので。
購入するときはいつもPDF版を購入している。


PDF版のメリットは
1.本は送料が高い、届くまでに時間がかかる
Amazonの場合、一番安いプランで1冊注文すると配送料が9ドル、到着までに約2週間かかる。そんなに待ってられない。
2.PDF版の方が安い
本に比べてPDF版の方が大体2割ぐらい安くなっている場合が多い。逆に言うと本の価格のうち印刷・流通費用は2割ということか。。思ったより安いな。
3.beta版が読める
自分も最近まで知らなかったが、本が出版される前にPDF版が売りに出されていて、執筆途中の原稿を読める。
本が完成したら完成版もダウンロード可能。未完成版のクオリティ次第ではあるが、最新の技術に関する本の場合は特に少しでも早く読めることは大きなメリットだ。
4.The Pragmatic Programmers, LLC. とO'Reilly Media, Inc.でPDF版が利用可能
良い技術書を沢山出しているこれら2社がPDF版をサポートしているので「PDF版を買いたいのに売ってない」ということは今までない。アメリカの出版社では普通なのかな?
5.英単語をすぐに調べられる
babylonというソフトを使うとわからない英単語をCtrl+右クリックするだけで日本語訳を表示してくれる。
6.検索できる
PDFなので当たり前だが検索可能。自分の場合、技術書は主に「コレってどうやれば実現できるんだ?」という疑問を解決するのに使っているので、必要な情報に素早くたどり着ける検索機能はとっても有り難い。
7.書き込みも可能
PDF-XChange Viewerを使えばPDF文書に文字を書き込んだり、図形を書いたりできる。しかも軽くてタブが利用可能。オススメです。


デメリットは
1.持ち歩けない
移動中に読めないのは残念
2.ディスプレイを占有する
PCで作業しながら読むことが多いのでディスプレイと同時に文書も見たい。一枚のディスプレイではそれをやるには狭すぎる。
3.読み終わったときに売れない
俺はあまり技術書を売ったりしないので問題ないが、技術書は高いので必要なくなったら売って少しでもコストを回収したいという気持ちはわかる。
デジタルコンテンツを合法的に他の人に譲渡することはできないのかな?


上記ポイントを比較した結果自分にはPDF版の方が良いと判断したのでPDFのみ購入してます。和書もPDF版の販売が普及すればいいのにな。