日々精進

新しく学んだことを書き留めていきます

感謝

今日は北陸地方地震があった。結構大きな地震だったので心配して連絡をくれた人が数名いらっしゃいました。ありがとうございます。
たとえ直接的なメリットがなくても、そういう気持ちってすごく嬉しいもんだよね。
ヴィクトール・フランクルの「夜と霧」に次のような一節がある。(「夜と霧」はナチス強制収容所での体験談を綴った本)

現場監督(つまり被収容者ではない)がある日、小さなパンをそっとくれたのだ。私はそれが、監督が自分の朝食から取り置いたものだということを知っていた。あのとき、私に涙をぼろぼろこぼさせたのは、パンというものではなかった。それは、あの時この男が私に示した人間らしさだった。そして、パンを差し出しながら私にかけた人間らしい言葉、そして人間らしいまなざしだった・・・。

著者がパンを現場監督から貰ったのではなく、落ちているパンを拾ったとしても同じように涙を流しただろうか。そんなはずはない。「あなたのことを気遣っていますよ」「あなたに関心を持っていますよ」という気持ちの表明こそが重要なんだ。

同様のテーマの動画があったので紹介しよう。


思っていることは、伝えなきゃ伝わらない。感謝の気持ちを伝えることはちょっと照れくさかったりするけど、そこは思い切って伝えなきゃね。特に、あまりに身近すぎて自分にとって居るのが当たり前になっている人に伝えなければいけない。そういう人こそ、自分にとって重要でかつ忘れられがちになっている人だから。

心の中で俺のことをちょっと気にかけてくれた人にも感謝します。ありがとうございます。そういう人達のお陰でどれだけ俺の人生が豊かになっていることか。俺も周りの人の幸せに貢献できる人を目指して頑張ります。